ついに幕を開けた2021シーズンのJ1リーグ。大住良之と後藤健生、2人のジャーナリストが今季の展望、各チームのみどころを徹底的に討論。開幕節の深夜にかわされた熱い議論の行方はーー。
■「セレッソはいいね」「大久保はまだまだイケる」
大住「見てたらセレッソ大阪はなかなか悪くないなって」
後藤「大久保嘉人が生き返ってたね」
大住「大久保、豊川雄太ってのは危険なラインだなって感じたよね」
後藤「大久保は、裏取るのは本当にすごいじゃん」
大住「今日のヘディングシュートは上手かったしね」
後藤「そうそう」
大住「大久保は38歳だけど、全然まだいけるじゃんってね」
後藤「前にも1回、生き返っているからね」
大住「川崎に行って生き返ったよね。やっぱり持ってるんだよね、生まれつきの能力がすごいんだよね」
―気分屋なところもありますか。
後藤「ノッてる時の大久保はだれにも止められないけど、消えている時は試合にも出てこないくらい消えちゃうからね」
大住「それでイライラして、ファールして……」
後藤「相手からレッドカードもらうんじゃなくて、自分でレッドカードもらっちゃう」
大住「柏レイソルはちょっとキツイ感じ?」
後藤「レイソルはマイケル・オルンガがいなくなったのは絶対に埋まるはずがないんだから」
大住「ジュニオール・サントスを持っていた(※もともとの所属はレイソル。昨季のマリノスはレンタル移籍で今季サンフレッチェに完全移籍)わけだから。あれをうまく引き留めていれば、オルンガが行ったあとも、うまく手当てしたなという感じになったと思うんだけど、広島に行っちゃったんだよね」