■必勝パターンで福岡が勝利&１５戦無敗
アビスパ福岡が、このまま抜け出すか。
Ｊ１昇格争いの実質的な当事者たる４チームのうち、１０月２４、２５日開催の第２９節で勝利をつかんだのは１チームだけだった。首位の福岡である。
ここまでアウェイ４連戦だった福岡は、２５日に５試合ぶりのホームゲームをジェフユナイテッド千葉と戦った。遠野大弥と並んでチーム内得点王のフアンマ・デルガドが累積警告で出場停止のなかで、１０分にエミル・サロモンソンのラストパスから松本泰志が先制ゴールをゲットする。サロモンソンは福村貴幸（東京ヴェルディ）に並ぶリーグトップの８アシスト目で、サンフレッチェ広島から期限付き移籍中の松本はＪ１、Ｊ２を通じて初ゴールとなった。
１対０のまま迎えた８２分には、選手交代をきっかけに４バックから５バックへ変更する。得意の逃げ切りパターンでそのまま押し切った福岡が勝利し、２試合ぶりの勝利で１５戦無敗とした。
