■上位陣は揃って勝利し、栃木が浮上
上位陣では前節終了時点で首位のV・ファーレン長崎、2位の徳島ヴォルティス、3位のギラヴァンツ北九州が揃って白星をあげた。
順位をあげてきたのは栃木SCだ。4節でジェフユナイテッド千葉に1対0で競り勝ち、5節でも大宮を1対0で退けた。さらに8節から今節までは3勝1分で、勝点を「17」として9位まで浮上している。昨シーズンは得失点差でJ3降格を免れたチームが、就任2年目の田坂和昭監督のもとで侮れない存在となってきた。
千葉も調子をあげてきたか。町田を2対0で下した前節に続いて、今節は松本山雅FCを3対0で退けた。布啓一郎監督の松本が19位と不振に喘いでいるとはいえ、4連敗中だったホームのフクアリでの初勝利はチームに勢いをもたらすかもしれない。