■ホーム不敗の大宮が磐田を迎え撃つ
真夏の上位対決には、意外な結末が待っていた。
8月12日に行なわれたJ2リーグの注目カードは、4位の大宮アルディージャ対6位のジュビロ磐田だった。どちらも昇格候補と目されており、3試合負けなしでの激突である。
中3日での連戦ということもあり、両チームともに選手を入れ替えてきた。とはいえ、システムはチームの基本となるものだ。大宮は3-4-2-1、磐田は4-4-2の立ち位置を取る。
前半は大宮のゲームだっただろう。
ボール保持率こそ磐田に譲るものの、パスカットからのカウンターとリスタートで相手ゴールへ何度か迫る。2シャドーのイッペイ シノヅカと奥抜侃志が推進力という質的優位を見せ、直接FKとCKからも相手GKを脅かした。
大宮は43分に先制する。今シーズン初先発のボランチ大山啓補が、8月の月間ベストゴール決定とも言えるようなゴールを決めて見せる。「セットプレーを含めて、今日はキックが自分の思ったところへ蹴ることができている印象がありました。距離は長かったですが感触が良かったので、思い切って打って良かったです」と振り返る一撃は、自陣センターサークル手前から放たれた超ロングシュートだった。