【サッカー日本代表トルコ戦展望】「26年W杯ベスト8」で求められる「交代選手の質」!右サイドを堂安律と毎熊晟矢で攻略、「日本代表でも結果を」FW古橋亨梧に残された時間は少ない【期待のスタメン図】(2)の画像
セルティックでは絶対的なエースの古橋亨梧だが……  撮影:中地拓也
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■右SBは今度こそ毎熊で

 9月12日に行なわれるトルコ戦は、ドイツ戦からスタメンを総入れ替えして戦いたい。W杯で8強入りするための条件には、「交代選手のクオリティ」が含まれる。そう考えると、トルコ戦は「チームの底上げ」をはかる格好の機会だ。

 ドイツ戦で4-2-3-1と3-4-2-1(5-4-1)を採用したことを考えると、この試合では4-3-3を見たい。システムの柔軟性も、W杯8強入りへの必要条件だからだ。

 ただ、ドイツ戦からスタメンを総入れ替えして4-3-3にすると、MF堂安律かMF久保建英のどちらかを、インサイドハーフで起用することになる。6月の2試合でもふたりが同時に起用され、右ウイングと右インサイドハーフで共存していたが、今回は4-2-3-1として堂安を右ウイングで、久保をトップ下で起用したい。臨機応変にポジションを入れ替えながら、彼らふたりはコンビネーションを発揮していく。伊東純也鎌田大地とはまた違う攻め筋を、トルコ相手に見せてもらうのだ。

 右サイドバックには毎熊晟矢を推す。縦へのドリブルではなくカットインや内側でのプレーで強みを出す堂安の後方に、タッチライン際で仕事のできる毎熊を配置することで、右サイドからの崩しがバリエーションに富んだものとなるはずだ。

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