■アルゼンチン代表強化の流れ

 当時のU-20アルゼンチン代表を監督として、あるいはダイレクターとして率いたのが、その後フル代表監督として2006年ワールドカップに出場したホセ・ペケルマン監督だった。

 AFAの当時の会長、フリオ・グロンドーナはぺケルマンに全世代の代表チームを統括させ、それによってU-17世界選手権(現U-17ワールドカップ)に出場した若い選手たちがU-20、U-23(オリンピック・チーム)、そしてフル代表と継続的に強化されるようにしたのだ。各年代の代表監督も、ぺケルマンの下で統一したコンセプトでチームを指導した。

 こうして、1997年のマレーシア大会で活躍したエステバン・カンビアッソやフアン・ロマン・リケルメ、パブロ・アイマール、2001年アルゼンチン大会に出場したハビエル・サビオラやアンドレス・ダレッサドロといった選手たちがフル代表でも活躍するようになり、2005年オランダ大会ではリオネル・メッシのチームが優勝した。

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