【J2「正念場」】波瀾の序盤戦、ベガルタ仙台は遠藤康の“絶妙”「ピンポイントCK」から決勝点!「前レアル・ソシエダ分析担当」スペイン人監督の徳島ヴォルティスはいまだ「勝利ナシの最下位」【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
攻撃面で仙台を牽引するMF遠藤康  撮影:中地拓也
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■仙台は敵地で群馬を下す

 5節までを終えたJ2リーグで、首位に立っているのはFC町田ゼルビアだ。今節はモンテディオ山形とのアウェイゲームで、3対0の勝利を飾った。新加入のブラジル人FWエリキが決定力を見せつけ、2ゴールを叩き出している。

 ベガルタ仙台と対戦した開幕戦以降は、中位から下位が予想されるチームとの対戦だった。山形戦はJ1昇格候補と目されるチームとの2度目の直接対決で、互いに決定機をつかむなかでの快勝は、町田にとってチームの地力を示すものだ。決めるべき選手が得点し、守備陣が4試合目のクリーンシートを達成した一戦は、攻守がきっちりと噛み合った結果である。

 町田と同じく4勝1分で2位につけるのは大分トリニータだ。就任2年目の下平隆宏監督のもとで、戦術的な成熟度を高めている。今節はジェフユナイテッド千葉を2対1で振り切り、ホーム3連勝を飾った。

 3位には3勝2分のブラウブリッツ秋田、4位には3勝1分1敗の東京ヴェルディがつけている。5位のファジアーノ岡山、6位のヴァンフォーレ甲府は2勝2分1敗だ。

 7位はベガルタ仙台だ。今節はザスパクサツ群馬とのアウェイゲームに挑み、2対1で勝利している。

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