■21位・琉球は勝利でシーズンを締めくくり…
順位表のボトムハーフへ目を移すと、J3降格圏の21位のFC琉球が勝利をつかんだ。
11分、ケルヴィンのクロスを清武功暉がヘディングで突き刺し、琉球は先制点を奪う。清武は7月6日以来のスタメンで、今シーズン3ゴール目だ。
その後は大分に攻められる場面もあったが、GKダニー・カルバハルの好守などで得点を許さない。
90分には途中出場のサダム・スレイが負傷交代するアクシデントに見舞われた。すでに5人の交代枠を使い切っていたため、琉球は7分のアディショナルタイムを10人で戦うことになる。それでも、4-4-1のブロックを敷いて全員が身体を張り、1対0で終了のホイッスルを聞く。シーズン8勝目をあげた琉球は、勝点37の21位でフィニッシュした。
J3の上位2チームがJ2ライセンスを保持していない場合、J2の21位との入れ替えが行なわれない可能性がある。果たして、琉球の来シーズンはどうなるか──J3リーグは11月20日まで試合が組まれている。