■本間移籍でも好調持続!新潟は5位岡山を迎え撃つ
首位のアルビレックス新潟が、5位のファジアーノ岡山をホームに迎える一戦も注目だ。
今シーズンの新潟は、ホームで圧倒的な勝率を誇ってきた。7月6日の25節で千葉に苦杯をなめるまで、10勝1分の成績を残してきた。ホーム開幕戦はドローゲームに終わったが、2戦目からは10連勝を記録した。
千葉戦後はレノファ山口FC、ツエーゲン金沢とのアウェイゲームが続いたため、岡山戦はホームでの仕切り直しとなる。再び連勝ロードを突き進む第一歩とする90分だ。
背番号10を着けてきた本間至恩がヨーロッパへ移籍し、チーム最多7得点の谷口海斗が2試合連続でメンバー外となっている。U―21日本代表MF三戸舜介は、24節のザスパクサツ群馬戦で鎖骨を骨折し、全治まで焼く3か月と診断された。
それでも、攻撃力に陰りはない。山口戦と金沢戦は、ともに3得点を叩き出した。FW鈴木孝司は2試合連続の2得点を記録している。また、FWアレクサンドレ・ゲデスが15節以来の出場を果たすなど、保有戦力をうまくやりくりできている印象だ。
守備の安定感も見逃せない。失点23は徳島ヴォルティスに次いでリーグ最少2位タイとなっている。複数失点を許した試合は「6」で、それが接戦をモノにする戦いにもつながっている。攻守がしっかりと嚙み合っているのだ。