【J2第28節プレビュー「上位激突」】首位・アルビレックス新潟に挑むのは「攻撃陣補強」の5位・ファジアーノ岡山!「J1昇格」へ8位・FC町田ゼルビアはポポヴィッチ監督の“秘蔵っ子”「元日本代表」左SB太田宏介の獲得成功!!【戸塚啓のJ2のミカタ】(2) の画像
町田に加入した太田宏介  写真:アフロ
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■本間移籍でも好調持続!新潟は5位岡山を迎え撃つ

 首位のアルビレックス新潟が、5位のファジアーノ岡山をホームに迎える一戦も注目だ。

 今シーズンの新潟は、ホームで圧倒的な勝率を誇ってきた。7月6日の25節で千葉に苦杯をなめるまで、10勝1分の成績を残してきた。ホーム開幕戦はドローゲームに終わったが、2戦目からは10連勝を記録した。

 千葉戦後はレノファ山口FCツエーゲン金沢とのアウェイゲームが続いたため、岡山戦はホームでの仕切り直しとなる。再び連勝ロードを突き進む第一歩とする90分だ。

 背番号10を着けてきた本間至恩がヨーロッパへ移籍し、チーム最多7得点の谷口海斗が2試合連続でメンバー外となっている。U―21日本代表MF三戸舜介は、24節のザスパクサツ群馬戦で鎖骨を骨折し、全治まで焼く3か月と診断された。

 それでも、攻撃力に陰りはない。山口戦と金沢戦は、ともに3得点を叩き出した。FW鈴木孝司は2試合連続の2得点を記録している。また、FWアレクサンドレ・ゲデスが15節以来の出場を果たすなど、保有戦力をうまくやりくりできている印象だ。

 守備の安定感も見逃せない。失点23は徳島ヴォルティスに次いでリーグ最少2位タイとなっている。複数失点を許した試合は「6」で、それが接戦をモノにする戦いにもつながっている。攻守がしっかりと嚙み合っているのだ。

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