■プレーオフ圏浮上を狙う町田に元日本代表DFが加入!

 岡山は夏の移籍市場で、MF仙波大志、FW永井龍を補強した。ともに攻撃力アップを促すタレントである。ミッチェル・デューク、チアゴ・アウベス、ハン・イグォンらとの関わりで、新加入の彼らが「個」の力を発揮できるか。

 消化試合がひとつ少ない岡山は、自動昇格圏の1位新潟と2位横浜FCと勝点13差、3位の仙台とは勝点10差だ。J1昇格争いに加わっていくためには、ここで新潟を叩いておかなければならない。木山隆之監督率いるチームにとっては、今シーズンを左右する大一番だ。

 夏の移籍市場では、FC町田ゼルビアが大型補強に成功した。元日本代表の太田宏介を、オーストラリア1部パースから完全移籍で獲得したのだ。

 34歳の太田は町田市出身で、中学時代は町田の育成組織に所属していた。また、ランコ・ポポヴィッチ監督とはFC東京で共闘しており、クラブ、本人ともに納得の合意と言える。

 町田は勝点39の8位で、J1参入プレーオフ出場圏の6位とは勝点2差だ。まずはプレーオフ圏に浮上し、上位にプレッシャーをかけていくためにも、経験豊富な太田の加入は起爆剤になるだろう。

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