【J2第27節プレビュー「移籍市場動く!!」】「J2リーグ200勝」がかかるベガルタ仙台、若手成長のいわてグルージャ盛岡を迎え撃つ!万能ボランチ中島元彦の復帰、エースFW中山仁斗の“記念ゴール”にかかる期待【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
中山仁斗(仙台)   撮影/中地拓也
全ての写真を見る

■仙台はアウェイで「東北ダービー」に挑む 

 7月16、17日に行なわれるJ2リーグで、3位のベガルタ仙台いわてグルージャ盛岡とのアウェイゲームに挑む。「東北ダービー」だ。

 FC琉球のホームへ乗り込んだ前節は、1対1のドローで勝点1を分け合った。仙台からするともったいない一戦で、首位のアルビレックス新潟、2位の横浜FCとは勝点3差となっている。

 岩手戦に向けては、いくつかのポイントがある。

 ひとつ目は、ボランチ中島元彦が先発に復帰するかどうかだ。前節は足の痛みで欠場した彼が戻ってくれば、攻撃がよりダイナミックになる。直接FKやCKから、相手に脅威を与えることもできる。

 ふたつ目は、新加入のCB佐藤瑶大をどのように使うのか。負傷離脱中の若狭大志に代わって、ガンバ大阪から育成型期限付き移籍で加入した23歳は、前節の琉球戦で後半途中からピッチに立った。

 若狭不在の現在は、35歳のベテラン平岡康裕と韓国人キム・テヒョンがCBのコンビを組んでいる。キムは3度の警告を受けており、次にイエローカードを受けると出場停止となる。琉球戦同様に佐藤にプレータイムを与え、スタメン出場への準備を進めておきたい。

PHOTO GALLERY 全ての写真を見る
  1. 1
  2. 2