■久保のスタメンは?

鎌田大地、前田大然、久保建英、柴崎岳 撮影:中地拓也

 アンカーには遠藤航だ。アンカーの起用も考えられた守田英正が怪我により離脱。ブラジル戦でフル出場を果たした遠藤は2試合連続のスタメン中。W杯を想定すれば、グループリーグ3試合連続のフル出場も想定できる。ブンデスのデュエル王は身体能力の高いアフリカ勢にその真価を発揮できるだろうか。

 インサイドハーフには鎌田大地原口元気を予想。原口はパラグアイ戦に続きブラジル戦でもインテンシティの高さを発揮。鎌田もインサイドハーフに起用できることを証明している。場合によっては田中碧が原口のところに入ることも想定されるだろう。森保監督はどんな組み合わせで臨むのだろうか。

 そして右ウィングには久保建英だ。右ウィングの序列では伊東純也堂安律に次ぐ3番目。ここでしっかりアピールしたいところ。ただ、久保はインサイドハーフやトップ下での起用も考えられる。ダブルボランチにして右に堂安、トップ下に久保を置く布陣も想定されるだろう。左ウィングには前田大然だ。日本が誇るスプリント王のスピードとハイプレスに期待だ。また、浅野拓磨の左ウィング起用もありそうだ。ブラジル戦は出番のなかった浅野のスピードがガーナ相手にも通用するのかも見てみたい。

 センタフォワードには、この6月シリーズ2試合連続で出番なしとなっている上田綺世だ。大迫勇也の後継者として期待される上田に求めるのはゴール。浅野や古橋亨梧が序列では上となっているが、ここで分かりやすい結果を残すことができれば23歳FWの株は急上昇となるだろう。現在Jリーグ得点ランキングトップの実力を見せてほしい。

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