日本代表は6月2日にキリンチャレンジカップ2022でパラグアイ代表と対戦する。ワールドカップへの生き残りをかけたサバイバルレースとして、強化試合が組まれたこの6月シリーズ。6月の初戦で誰がスタメンに名を連ねるのだろうか。
今回は、日本代表のパラグアイ戦の予想スタメン&フォーメーションを紹介する。
■鎌田の起用は?
今回4人招集されているGKだが、正守護神である権田修一をブラジル代表戦に起用することを考えると、他選手を試したいところだ。川島永嗣はアジア最終予選のベトナム代表戦で起用されている。そう考えると、大迫敬介とシュミット・ダニエルのどちらかになるだろう。今回のパラグアイ戦ではシュミットを予想した。2020年11月のメキシコ代表戦以来の出場で、アピールすることができるだろうか。
右サイドバックには代表復帰となった菅原由勢だ。オランダの名門・AZでプレーする21歳DFは、リーグ戦ではエールディビジ最終節を除く全ての試合に出場。主力に定着している菅原は、今季公式戦50試合に出場1ゴール7アシストを記録している。
センターバックには板倉滉と谷口彰悟の2人。冨安健洋と吉田麻也の不在時にはきっちりと代役をこなした。安定感抜群の2人はパラグアイを0に抑えることができるだろうか。左サイドバックには長友佑都の後継者候補である中山雄太だ。完全に長友からポジションを奪えておらず、この6月シリーズでアピールしたいところだ。
中盤3枚は柴崎岳をアンカーに置き、原口元気と鎌田大地がインサイドハーフに起用されると予想した。柴崎はアジア最終予選でのプレーの質に対して批判的な声もあがり、田中碧の台頭などもありレギュラーから脱落。W杯出場へ向けて崖っぷちへ立たされている柴崎は、この6月シリーズで挽回したいところだ。
本来ならトップ下やシャドーのポジションが適任である鎌田だが、インサイドハーフでのプレー経験もあり問題はないだろう。場合によっては、原口もボランチでプレーできるため、4−2−3ー1で鎌田をトップ下で起用もできる。代表復帰で鎌田はアピールできるだろうか。