■仙台は連勝中の栃木をどう攻略する?
対する栃木は上り調子だ。
5月21日開催の17節で、栃木は10試合ぶりの勝利をつかんだ。25日の18節でも、上位チームのFC町田ゼルビアを1対0で下している。今シーズン初の連勝となった。
5勝6分7敗の勝点21は、19位に位置する。J3降格圏に近いが、10位のツエーゲン金沢とは勝点3差だ。J1参入プレーオフ圏の5位の山形とも、2勝分の違いにあたる勝点6差である。
栃木はここまで17失点で、これはリーグ最少6位タイである。カルロス・グティエレス、鈴木海音、大谷尚輝の3バックは高さと強さを兼ね備える。仙台からすれば、富樫敬真が3バックとのマッチアップで優位に立ち、遠藤が3バックとダブルボランチの間でボールを引き出したいだろう。
3バック攻略の前提条件となる「3バックの両脇」のスペースは、名倉巧と氣田亮真の突破力に期待が集まる。2人のドリブラーは揃って好調を維持しており、シュートシーンにも絡んでいる。彼らの決定力も、勝利を引き寄せるポイントになりそうだ。
サイドの攻略においては、左SBの内田裕斗もキーパーソンにあげられる。17節の大宮戦で2アシストを記録し、18節の岡山戦でも好パスを供給していた。この27歳が氣田とともに左サイドを制圧すれば、仙台の勝利は近づいてくる。
ユアテックスタジアム仙台を舞台とする一戦は、29日14時キックオフ予定だ。