【J2第19節プレビュー「仕切り直し」】首位・ベガルタ仙台は「屈強3バック」堅守の栃木SCを攻略できるか?先発復帰濃厚の“J1クオリティ”「34歳レフティ」遠藤康がキーマンに!【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
遠藤康(仙台)   撮影/中地拓也
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■4連勝を逃した首位・仙台は「仕切り直し」

 J2首位戦線は「3強」の争いが続いている。ベガルタ仙台が勝点36で先行し、アルビレックス新潟横浜FCが勝点1差の「35」で追いかけている。

 5月28、29日に開催されるJ2リーグ19節で、首位の仙台は19位の栃木SCをホームに迎え撃つ。

 仙台にとっては、仕切り直しの一戦だ。

 15節から17節まで今シーズン2度目の3連勝を飾り、25日のファジアーノ岡山戦で4連勝を目ざしたが、スコアレスドローに終わった。無得点は3月6日の第3節以来である。試合後の原崎政人監督が「仕留めきれなかった」と振り返ったように、この日の仙台は好機を生かせなかった。

 中3日の3連戦目となる栃木戦では、遠藤康の2試合ぶりの先発が予想される。岡山戦は4試合ぶりに先発を外れ、83分から途中出場した。栃木戦を念頭に置いての、限定的な出場だったのだろう。

 遠藤はここまで4得点を記録しており、そのすべてが勝利に結びついている。2節の水戸ホーリーホック戦、5節のモンテディオ山形戦のゴールは決勝弾となった。アタッキングサードでJ1基準のクオリティを示す34歳のレフティは、栃木攻略のキーマンと言えるだろう。

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