■191cmの基準点型CF

 シント=トロイデンで一皮むけた原大智も、代表で見てみたい存在だ。

 原は今季、デポルティーボ・アラベスからのレンタル移籍という形でシント=トロイデンでプレー。ジュピラー・プロ・リーグでの前半はなかなか得点できず苦しんでいたが、後半17試合で覚醒。7度もネットを揺らしてリーグ合計8ゴールとし、チーム内の得点ランキング首位となった。

 中央で収めることができ、ペナルティエリア内からのヘディングで得点を狙える原は、いわゆる基準点型CF。ポストプレーも得意で、タイプとしては大迫に似ているが、その好調ぶりを見ると代表での起用を期待したくなる。

 また、先日23歳の誕生日を迎えたばかりで、カタールW杯までに再び化ける可能性もある。その時期までに試しておきたいところだ。

 森保監督は今回の6月シリーズに際して、何人か最終予選に招集していない選手を見てみたい、と言っていたが、若きストライカーたちのうち、果たして何人がメンバー入りを果たせるか。

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