■セルティックを優勝に導いた男
2021シーズン途中、得点ランキング首位に立ったままヴィッセル神戸からセルティック加入となった古橋亨梧も、代表で起用すべきストライカーの1人だ。
初の海外挑戦にもかかわらず、堂々としたプレーを披露すると、今季スコティッシュ・プレミアシップ第2節でハットトリックを記録。勢いを止めることなくネットを揺らし続けると、昨季J1と今季スコティッシュ・プレミアシップの両リーグで同時に得点ランキング首位に立つという衝撃の活躍ぶりを披露。
今年1月からは長期離脱を経験して残念ながらシーズンフル稼働とはならなかったものの、公式戦33試合で20ゴールを挙げており、2年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
神戸でファン・マ・リージョ監督の下、ポジショニング技術を叩き込まれた古橋。セルティックではその正確な位置取りによって少ないタッチ数での得点を可能にしており、アンジェ・ポステコグルー監督の信頼をつかんでいる。
最終予選では左のサイドアタッカーを任されることもあったが、やはり適正ポジションはCF。田中碧や守田英正、南野拓実たちからの正確なラストパスをゴールに沈める古橋を見てみたい。