監督が鍵になりそうなカードが、もうひとつある。今節では順位が近い同士の顔合わせとなる、柏レイソルと京都サンガF.C.の対戦だ。
柏はアクシデントに襲われた。ネルシーニョ監督がアキレス腱断裂により手術を受け、復帰時期は未定。つまり今節、ベンチにその姿はないのだ。
だが、心強い存在がある。ミッドウィークのルヴァンカップでも代行を務めた井原正巳ヘッドコーチだ。
おそらく今節も監督代行を務めるとみられる井原ヘッドコーチには、強みがある。今節対戦する京都を率いるチョウ・キジェ監督とは好相性なのだ。
アビスパ福岡監督を務めていた当時、井原ヘッドコーチはチョウ・キジェ監督率いる湘南ベルマーレと4度対戦。J1での顔合わせを含めて、そのすべてに勝利しているのだ。よって、ここでは柏の勝利を抑えておきたい。
J2で「プチ下克上」がありそうなのは、8位のツエーゲン金沢と19位・ヴァンフォーレ甲府の対戦か。
順位で言えば大きな差があるが、勝点差は4に過ぎない。しかも対戦相手を見ると、金沢が勝点を稼いだ相手は中位以下のチームだ。甲府が落とした星は上位相手の競り負けだったが、勢いに乗り切れないのも事実。両チームの状況を鑑みて、ここはドローで勝負したい。
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