■昇格組の秋田が4戦2勝と健闘!

 横浜FCを追いかけるチームでは、FC町田ゼルビアが3勝1分で2位、ベガルタ仙台が2勝2分で3位となっている。仙台と同勝点で3位タイの東京ヴェルディも、好スタートを切った。

 即戦力を補強した岡山、ユン・ジョンファン体制3年目のジェフユナイテッド千葉も、2勝1分1敗と悪くない滑り出しだ。岡山は5位、千葉は6位である。

 J2で2年目を戦うブラウブリッツ秋田は、開幕2連敗から2連勝で五分の星に戻し、7位につけている。J3から昇格1年目のいわてグルージャ盛岡も、アウェイ4連戦を2勝2敗で乗り切って勝ち点6の8位だ。

 岩手を率いる秋田豊監督は、千葉、町田、FC琉球、そして仙台と続いた対戦相手について、「強いところと当たり過ぎかなと思いますけど」と苦笑いを浮かべ、すでに2勝をあげていることに「選手たちはすごく頑張ってくれているので、褒めてあげたいです。アクセルを思い切り踏んで走ってくれている」と、チームのパフォーマンスを評価した。

 今節は仙台との東北ダービーに0対3で敗れたが、カウンターで相手ゴールを脅かすシーンも作り出した。レフティーの中村太亮をキッカーとするリスタートも、チームのストロングポイントとなっている。昨シーズンの秋田のように、対戦相手を悩ませる存在になっていくかもしれない。

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