1月17日から21日まで、国内組のみでトレーニングキャンプを行ったサッカー日本代表候補。合宿に参加した選手たちを、日本代表チームにすぐに定着できるかどうか、という観点からC~Aで評価した。トレーニングパートナーとして参加している3選手も対象としている。また、負傷や移籍などで合宿を辞退した選手は対象外とした。「GK/DF編」と「MF/FW編」に分けて紹介する。
■中村憲剛の14番を継承した脇坂、浦和で大活躍の江坂は今季次第で代表定着か
川崎フロンターレでの活躍著しい脇坂泰斗はB評価。とは言え、狭いスペースで前を向ける能力や相手DFの対応しづらいポジショニング、強力なミドルシュートは代表クラスだろう。昨季のJ1リーグ第6節浦和レッズ戦で決めたペナルティアークからの強烈なショットは印象深い。また、新シーズンからは中村憲剛が背負った14番を継承。同じポジションには田中碧や守田英正などかつてのチームメイトがライバルとして立ちはだかるが、今季の活躍次第では中村憲剛のように代表でも欠かせない存在になるだろう。
昨季浦和で大活躍した江坂任もB評価に。代表でのプレーからはおよそ1年間遠ざかっているものの、昨シーズンはクラブでMVP級の活躍を披露。途中加入ながら瞬く間にフィットすると、柏レイソル時代のように相手ゴール近くで猛威を振るい、天皇杯決勝では先制ゴールを記録して優勝に貢献した。脇坂と同じく、今季次第で代表常連になる可能性があることから、限りなくAに近いB評価とした。