■遠藤保仁の存在感は唯一無二
アンカー 川崎颯太(京都サンガF.C.)
プロ2年目の今シーズンは開幕スタメンを勝ち取り、主将の松田天馬、ヨルディ・バイスと並んでチーム最多の41試合に出場。J2にとどまらない国内屈指のボールハンターとして、チームのJ1昇格に大きく貢献した。若手の育成に定評のあるチョウ・キジェ監督のもとで、さらなる成長が期待される。
インサイドハーフ 遠藤保仁(ジュビロ磐田)
得点やアシストが群を抜いて多いわけではないが、その存在感は唯一無二だった。シーズン序盤に離脱したものの、35試合に出場。連戦のスケジュールでも先発から外れることはなく、しなやかに攻撃を牽引した。パートナーの山本康裕との関係性も素晴らしく、そのダブルボランチがチームの支えとなっていた。
インサイドハーフ 山田大記(ジュビロ磐田)
3-4-2-1の磐田では2シャドーの一角が定位置だったが、ここではインサイドハーフとした。今シーズンは自身初となる2ケタ得点(11)をマーク。36節の大宮戦、38節の京都戦で終盤に決勝点を叩き出すなど、勝負強さも発揮した。