■DFは多数の候補!
センターバック筆頭は、破壊力よりも隙のない手堅さという部分で強さを増した今シーズンの川崎から、最終ラインでそれを示し続けたジェジエウ。
サイドバック筆頭は、同じく川崎の山根視来。川崎で最も替えの利かない選手であり、出場しなかったのは第21節のみ。交代枠をフル活用して主力がフレッシュな状態を保ち続ける鬼木達監督の采配の中で、山根は出場した36試合中35試合でフル出場(※37節終了時点)。ジェジエウと山根、脇坂と山根、家長と山根、という繋がりなくして川崎の攻撃は成り立たない。
3人目は神戸のセンターバック菊池流帆。雄叫びや熱いプレーの印象が強いが、シーズン中に堅実さやビルドアップ面でもメキメキと成長を遂げた。このまま日本トップのセンターバックに駆け上がってもおかしくない。
センターバックの次点は鳥栖のエドゥアルド。鹿島のディフェンスラインの軸になってみせた町田浩樹も外しがたい。サイドバックの次点は左右でさすがの存在感を見せつけた神戸の酒井高徳。