【浦和レッズ・公開練習リポート】(1)負傷の明本孝浩、柴戸海も全体練習に合流!全員参加の2時間トレーニングでリカルド・ロドリゲス監督が出した「超具体的な指示」の画像
全体練習に復帰したFWキャスパー・ユンカーはチームメイトとのやり取りで笑顔を見せる場面も 写真:サッカー批評編集部

 11月30日、浦和レッズの公開トレーニングが行われた。27日に開催されたJ1第37節では清水エスパルスとの対戦に臨んだが、残留争い中の清水を相手に試合終了間際に失点し、0-1で敗戦。来季のACL出場権が与えられる3位以内でのフィニッシュを目指していた浦和だったが、前節で5位以下の成績が確定した。

 浦和がACL出場権を獲得するためには、準決勝に進出している天皇杯で優勝するしかない。天皇杯の準決勝はリーグ戦が終わった翌週の12月12日に控えており、まずは最終節の名古屋グランパスとの対戦でしっかりと勝ち切り、自信をもって臨みたいところだ。

 この日はオフ明けのトレーニングだったものの、紅白戦を中心に、2時間近く練習が行われた。午前10時から行われたトレーニングは、15分程度のミーティングから始まった。その後は、ランニングやストレッチ、パス練習などのウォーミングアップが行われ、選手たちは時折、チームメイトと談笑しながら、和やかな様子で練習に臨んでいた。

 その後は3組に分かれてのミニゲームを行い、それぞれ10分から15分程度の入れ替え戦を行った。その際には、リカルド・ロドリゲス監督が選手の名前を挙げながら、「流動的にパスをして、フリーの人を作るイメージで」「守備陣はスペースを消すように」「サイドで相手を引き付けて」などと指示を出す場面も。さらに、ハーフコートでの紅白戦を30分ほど行い、全体の細かい動きを確認した。

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