【熾烈すぎるJ2残留争い】「4チーム降格」!!当確ラインは勝点「41」!14位山口、15位栃木はすでに「安全圏」か【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
名波浩監督(松本)   写真:アフロ

■J2残留当確ラインは勝点「41」

  史上まれに見る大混戦は、最終節までもつれるだろう。

 J2残留争いである。

 今シーズンは19位から22位までの下位4チームが、J3に降格する。11月7日の第38節終了時点で、19位のSC相模原は勝点34で、残り4試合に全勝すると勝点は「46」となる。それに対して、13位のブラウブリッツ秋田は勝点47を記録している。秋田までの13チームは、すでにJ2残留争いと無関係だ。勝点41で14位のレノファ山口FCから最下位の松本山雅FCまでの9チームが、数字上はJ2残留を争う当事者ということになる。

 数字上は、と断ったのにはもちろん理由がある。

 残り4試合では、当事者同士の直接対決が多く含まれている。19位以下の4チームの直接対決もあり、相模原が最大勝点の「46」に到達するとは考えにくい。同勝点で20位の愛媛FCも、4連勝でのフィニッシュは現実的ではない。実際のJ2残留ラインは、勝点「40」あたりに設定するべきだろう。「41」なら残留は間違いなし、と考えられる。

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