■「呪われているかと思った」試合前日のニュース
後藤「右サイドに入った浅野拓磨の足を使おうという意識は確かにあるんだけど、全然コンビネーションが合わない。左サイドの南野拓実は、あまり調子が良さそうじゃなかった。やっぱり、堂安律と久保建英がいなかったのは、ちょっと響いたかな」
大住「いたとしても、2人同時には使わないと思うけどね。いや、今回なら使ったかな。右の伊東純也がいなかったから」
後藤「交代出場させることを考えても、手駒が足りないというのは厳しいよね」
大住「この試合に、堂安不在はすごく大きかった。サウジも何人も中心選手がいなかったんだけど、日本の攻撃に堂安がいなかったのは痛かった。試合前日に負傷離脱のニュースを聞いた時には、『呪われているんじゃないの?』と思ったくらい」
後藤「その程度のことは、これからも起こるよ。古橋亨梧はよく戻ってきたけど」
大住「9月の試合では南野に守田英正、板倉滉とボロボロと抜けていったし、今度は久保がいない、古橋が戻ってはきたけど、伊東純也が出場停止で、今回は堂安に期待するしかないという時に離脱して森保一監督としても、すごくショックだったんじゃないかな。結局、浅野もいまいちだったしね」
後藤「浅野が悪いわけじゃなくて、普段やっているメンバーじゃないから、コンビネーションが合わないのは仕方ない。そういう意味では、開始前から不安がある試合だったね」