■江坂「それぞれの選手のポジションが良かった」

 江坂は試合後の会見で、先制ゴールのシーンについて問われると、「ボールを運ぶ段階で各ポジションの選手が良い位置を取って、うまくボールを運べていた。その中で関根選手が良い状態で前を向けたので、自分も相手の背後にランニングができて良いゴールになったと思う」と話した。

 リカルド・ロドリゲス監督も「江坂のゴールは、ゴールまでの過程も良く、とても良いゴールだった。3つ4つゴールが取れていてもおかしくないくらいチャンスが作れていたので、今後の得失点差のことを考えればもっとゴールを決めたかったが、今回のパフォーマンスや最近できているプレーの質には満足している」と絶賛した。

 江坂は、「(浦和に移籍してきてから)ゴールを決められていること、アシストができているところは良いこと。今日も自分たちがやりたいサッカーができて、しっかりとボールを持ちながら、勇気をもって前進してゴールを目指すことができた。その中で複数得点で勝てたこと、(失点を)ゼロに抑えられたことは良かった」と話したが、自分たちがやりたいサッカーを体現するためには、やはり“ある選手”の存在は欠かせないようだ。

その2へ続く

 

■試合結果

浦和レッズ 2―0 セレッソ大阪

 

■得点

10分 江坂任(浦和レッズ)

59分 汰木康也(浦和レッズ)

  1. 1
  2. 2
  3. 3