【J1分析】浦和「ワントップ・江坂任」の先制ゴールに表れた指揮官リカルド・ロドリゲスの意図【爆進する浦和レッズ】(1)の画像
先制ゴールを決めた浦和の江坂任 撮影/中地拓也

■9月18日/J1第29節 浦和レッズセレッソ大阪(埼スタ)

 18日に行われたJ1第29節では、浦和レッズとセレッソ大阪が対戦し、ホームの浦和が2-0で快勝した。浦和はリーグ戦では5試合連続無失点となり、6試合負けなしと好調を維持している。

 直近の試合と同様、浦和はストライカーを配置しない4-2-3-1の布陣で臨んだ。前節の横浜FC戦と同じく、ワントップにはFW江坂任、トップ下にFW小泉佳穂が入った。

 試合は序盤から浦和が攻守のバランスを保ちながら主導権を握る。前半10分には、MF関根貴大がハーフウェイラインの付近から長いスルーパスを送ると、相手のDFラインから抜け出した江坂がボールを収め、そのままゴールへ流し込んだ。

 1-0のまま前半を折り返すと、後半14分にはDF岩波拓也が最終ラインから前線へロングフィードでボールを送ると、これをMF汰木康也がトラップで収めて、ゴールに押し込んだ。結局、相手の反撃は許さず、浦和が2-0で完封勝利を飾った。

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