■Jリーグクラブの監督が就任する可能性は?

 Jリーグクラブを指揮している監督も候補としてあげられる。川崎フロンターレを指揮している鬼木達監督と浦和レッズを指揮しているリカルド・ロドリゲス監督だ。鬼木監督のJリーグでの実績は十分。2017年に川崎Fの監督に就任すると、1年目でJ1優勝に導きクラブ史上初のタイトルをもたらした。昨シーズンはJ1歴代最速優勝、さらには天皇杯との二冠も達成した。

 超攻撃的な姿勢を崩さない鬼木監督は、会見でも過去に「とにかく強気に」と何度も発言してきた。1−0で勝っても納得しない鬼木監督は、1試合3点以上を常に目指している。「とにかく強気」な鬼木監督の采配は日本代表を大きく変えられる可能性を秘めている。

 ロドリゲス監督は、スペインやタイでの監督経験もあり、2017年に徳島ヴォルティスの監督に就任。昨季はJ2優勝を果たし、チームをJ1昇格に導いた。現在は浦和レッズを指揮している。Jリーグでの実績も申し分なく、日本人選手への理解度も高いだろう。ただロドリゲス監督は浦和の監督に就任したばかりで、本人次第ではあるが、日本代表監督というのはあまり現実的ではないかもしれない。

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