■外国人監督も候補に?

 東京五輪でUー24メキシコ代表を率い、最後はUー24日本代表に勝利を収め銅メダル獲得に導いたハイメ・ロサーノ氏の名前もあがっている。メキシコメディアの『レコルド』は今年8月、日本サッカー協会(JFA)が森保監督の後任候補としてロサーノ監督の招聘を検討していると報じていた。同メディアは理由として、メキシコの選手が日本の選手とフィジカル、体格的に似ていることをあげている。日本の選手の身体能力に合わせた戦術を用いれば上手く融合するかもしれない。

 ロサーノ監督はUNAMやケレタロのリザーブチームの監督、ケレタロのアシストコーチを経て、2017年にケレタロのトップチーム監督に就任した。だが同年10月に成績不振で解任。それでも、2018年12月から東京五輪を目指すメキシコ代表監督に就任し、見事本大会への出場権を獲得。

 グループリーグでは日本に敗れたものの、3位決定戦でリベンジを果たしチームを銅メダル獲得に導いた。A代表ではないが、世界の舞台を経験したのは大きい。そんなロサーノ監督は東京五輪後に退任しており、現在はフリーだ。日本代表監督として、初めてA代表を指揮することになるかもしれない。

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