J1リーグ第24節 浦和レッズ―サガン鳥栖
8月14日(土)|19:00 浦和駒場スタジアム
【今節のみどころ】
東京オリンピック開催による中断期間が明け、リーグ戦も後半戦がスタートした。今節は、浦和レッズとサガン鳥栖が対戦。浦和の聖地である駒場スタジアムで、好調の鳥栖を迎え打つ。
注目が集まるのは、浦和の新戦力の起用方法だ。酒井宏樹、ショルツ、江坂任をはじめ、今夏には次々と大型補強を行った。既存の戦力との融合を図るのか、序列に変動はあるのか、期待は大きい。
一方、鳥栖は、この中断期間中に林大地と松岡大起がチームを離れた。しかし、中断明けの前節ではしっかりと勝ち切り、好調を維持している。
仮に酒井宏樹が浦和デビュー戦となれば、同サイドの酒井宣福とマッチアップすることになる。“酒井対決”の実現となるか。
■浦和レッズ
8位 勝ち点35 10勝5分8敗 25得点25失点 得失点差0
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】なし
【直近5試合結果】
L●1-2 札幌(A)
L●0-1 大分(A)
天○1-0 相模原(H)
L△0-0 仙台(A)
L○2-0 福岡(H)
【通算対戦成績】
H 12試合・ 7勝4分1敗
A 14試合・ 3勝4分7敗
計 26試合・10勝8分8敗
【直近対戦成績】
2021年 3月 6日 J1第 2節 ●0-2(A)
2020年10月10日 J1第21節 ○1-0(A)
2020年 9月 9日 J1第15節 △2-2(H)
2019年 9月28日 J1第27節 △3-3(A)
2019年 6月15日 J1第15節 ○2-1(H)
【今節のみどころ】
敵地に乗り込んだ前節の札幌戦では、相手の時間帯が続き、1-2で敗れた。リーグ後半戦へのスタートダッシュを切りたかったところだが、中断期間をはさんで、現在、リーグ戦2連敗となっている。
中断期間中にはトップチームの選手に新型コロナウイルスの陽性反応が出たりと、練習に制限がかかった影響もあるのか、新戦力がチームになじむまでにはまだ時間がかかるかもしれない。それでも、前節の試合後にリカルド監督が「できるだけ早く勝利を取り返したい」と話したように、とにかく白星で今節を飾りたいところだ。
注目選手は、今夏の大型補強の目玉であるDF酒井宏樹。東京オリンピックでは攻守にわたって存在感を発揮し、日本代表を牽引した。オリンピックの連戦の疲れは懸念材料だが、今節では浦和でのデビュー戦もありえるか。スタメン起用の暁には左サイドからのチャンスメイクに期待したい。