■「サッカーもチャレンジ制にしたほうが良いかもね?」
大住「あれは結局、踏んじゃったんだよね? うーん……まあ、おあいこか。あのPKには正直、えぇ……って感じだったけど。けどさ、オンフィールドレビューくらいはやってほしかったよね、盛り上げるためにも。あの主審は、はいはいPKPK、って感じで進めちゃった」
後藤「そうそう、なんかハッキリしなかったよね」
大住「画面上ではVARチェックになっていたけど、その映像も出ず」
後藤「交信している雰囲気もなかった」
大住「それで、メキシコ側の立場からすると、17番のセバスティアン・コルドバに、いいから早く蹴っちゃえよ、って言いたそうな雰囲気だったし。どちらにせよ笛が鳴らないと始められないんだけどさ。ちょっと、VAR時代のサッカー観戦としては、ガッカリするようなシーンだったね。あそこはしっかりVARを入れて試合を盛り上げてほしい」
後藤「サッカーもチャレンジ制にしたほうが良いかもね?」
大住「ははは。そういえば、森保監督は第4審判に、ジェスチャーで四角を書いてチャレンジしていたね。まあ、中だったし、触れていたのは確かだからね。だから、さっき言ったように、あのPKの前の攻撃のところに問題があったような感じはした。だけど、フリーキックとコーナーキックをあっさりと決められてしまったのは、やっぱり疲れだったのかなって感じがするな」
―フリーキックから決められたのは驚きました。
後藤「いわゆる、山を越してファーサイドから入ってきたやつを捕まえ切れなかった。そして、その捕まえられなかった人が遠藤だった。完全に裏を走られていた」
大住「最初にどういうふうについていたかまではチェックしきれなかったけど、最後は遠藤がつき切れていなかったもんね」
後藤「完全に裏を走られていたし、おそらく見えていなかったと思う」
大住「しかも、あのデカい身体を倒してヘディングしたからね。そりゃ、ひとつ身体が入られたら終わりだよね」
後藤「真ん中で、メキシコの選手がジャンプしたその上を超えてきた。それを見ていたから、裏に気づかなかったのかなと思ったけど」
大住「メキシコは、今回の試合に出ていたメンバーは、10番のディエゴ・ライネス以外は、全員がメキシコ・リーグ所属なんだよね。それでさ、日本人選手はヨーロッパによく行くじゃない?ならば、メキシコ・リーグに行く人もいていいんじゃないのかな」