■「故意でも偶然でも手に当たってしまったら、すべて間接フリーキックに」
後藤「こんなことを言っても仕方ないけど、僕は、ハンドを直接フリーキックにしないで間接フリーキックにすればいいと思うんですよ。それで意図的に止めたのは、イエローカードなり、レッドカードにすればいい」
大住「なるほどね」
後藤「故意でも偶然でも手に当たってしまったプレーは、すべて間接フリーキックにしてしまえば何も問題がないじゃないですか」
大住「そしたら、あーだこーだならないかもしれないね」
後藤「審判もすごく楽になりますよ」
―前半は1-1で終わりました。
後藤「悪くなかったですよね?最初は相手に押し込まれてやられちゃったけど、15分くらいからは、だんだんとボールも取れるようになってきた」
―前半の日本のボールポゼッションは53%ですね?
後藤「それは、あるていど持たされている面があると思う。でも、持たされているだけでなく、ちゃんと前に運べていたからね」
大住「攻撃も作っていたしね」
―後半の頭は?
大住「圧倒的に良かったよ。ただ、その中で点を取られちゃった」
後藤「それで1-2になってからは、どうしようもなかったけどね」
大住「相手が落ち着いちゃった」
後藤「いい時間帯に、あの田中が倒されたPKでもいいし、なにかしらで点が取れていたら、相手も慌てただろうし」