■ボランチは長崎の心臓と琉球のベテラン

ボランチ カイオ・セザールV・ファーレン長崎

松田浩監督就任後はゲームキャプテンを任され、チームのV字回復を力強く牽引。長いリーチを生かしたキープ力とボールを持ち出す力は、J1でも間違いなく通用する。ボランチでは山本康裕(磐田)、遠藤保仁(磐田)、川崎颯太(京都)、高宇洋(新潟)、野津田岳人(甲府)らも候補にあがるが、長崎の攻守を支えるこのブラジル人は外せない。

 

ボランチ 上里一将(琉球)

35歳のベテランは開幕から休みなく稼働し、琉球がJ1昇格争いに加わる原動力となっている。得点やアシストは少ないものの、両SBの攻め上がりを促し、前線を効果的にサポートする彼の存在は、チームに欠かせない。バランス感覚は絶妙だ。シーズンを通じて好不調の波がほとんどないことが、チームの戦いを安定させている。

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