【超テクJ動画】合わせたのが奇跡!? オナイウ阿道「超々高速クロスを豪快ヘディング弾」の画像
鹿島アントラーズから先制弾を奪って喜ぶ横浜FMオナイウ阿道 撮影:中地拓也

■5月15日/J1第14節 鹿島アントラーズー横浜Fマリノス(カシマ)

 Jリーグの誕生日である5月15日に、横浜Fマリノスがカシマスタジアムのホームに乗り込んだ“オリジナル10対決”は全部で8ゴールが生まれる派手な打ち合いとなった。その口火を切ったのが、横浜FMのFWオナイウ阿道だ。しかも、超高速クロスを頭で合わせるスーパーゴールだった。

 注目のカードとなったこのゲームは、互いが互いに激しくぶつかりに行く熱い展開となった。インテンシティ高く守って攻める展開は、汗を握るもの。そんな均衡を破ったのがオナイウだ。右ウイングで先発したエウベルが、マルコス・ジュニオールと右サイドでワンツーをして鹿島DF町田浩樹を振り切る。そしてサイドの深い位置からエウベルがクロスをゴール前に送り込む。ただし、このクロスはあまりに高速で、合わせるのが難しいかと思われた。ところが、中央に入り込んだオナイウは見事に頭で合わせ、先制弾を決めてみせたのだ。

 この試合の前半は両チームともに集中力が高く、おそらく並みのクロスでは得点は生まれなかった。エウベルとしても、超高速クロスを選択することで“事故”も含めた展開を期待したのだろうが、オナイウの合わせる能力はそれを上回ったことになる。

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