Ｊ１リーグ第１３節 浦和レッズ―ベガルタ仙台
５月９日（日）｜１６:００ 埼玉スタジアム２００２
今節は、仙台にとって“鬼門”の一戦。埼スタでの浦和戦は一度も勝ったことがない。
仙台は前節のリーグ戦・柏戦で、５１８日ぶりのホーム戦勝利となったが、現在の順位は降格圏の１９位と、依然として苦しい状況にある。５月５日に行われたカップ戦・清水戦では１－４で大敗し、グループステージ敗退が決まった。
一方の浦和は、リーグ戦・福岡戦での敗戦から中３日で臨んだカップ戦・柏戦では、先制するものの、３点をリードされる展開に。試合終了間際の２ゴールで追いついたが、直近の２試合では複数失点を喫し、守備の立て直しが課題となっている。
リーグの降格圏脱出を目指す仙台が、埼スタに乗り込む。今節を勝ち切って上昇することができるか。
■浦和レッズ
９位 勝ち点１７ ５勝２分５敗 １１得点１７失点 得失点差－６
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】武田
【直近５試合結果】
ル△３－３ 柏（Ａ）
Ｌ●０－２ 福岡（Ａ）
ル△０－０ 湘南（Ｈ）
Ｌ○３－２ 大分（Ｈ）
ル○２－１ 横浜ＦＣ（Ａ）
【通算対戦成績】
Ｈ １８試合・１４勝 ４分０敗
Ａ １５試合・ ６勝 ６分３敗
計 ３３試合・２０勝１０分３敗
【直近対戦成績】
２０２０年１０月１８日 Ｊ１第２３節 ○６－０（Ｈ）
２０２０年 ７月 ８日 Ｊ１第 ３節 ○２－１（Ａ）
２０２０年 ２月１６日 ル杯第１節 ○５－２（Ｈ）
２０１９年 ７月 ６日 Ｊ１第１８節 ○１－０（Ｈ）
２０１９年 ２月２３日 Ｊ１第 １節 △０－０（Ａ）
【今節のみどころ】
前節のリーグ戦・福岡戦では、ボール支配率は６９％と非常に高かったものの、相手の堅い守備に屈し、０－２で敗れた。５月５日に行われたカップ戦・柏戦では、新戦力のＦＷキャスパー・ユンカーが先発し、デビュー戦で先制点を挙げた。しかし、後半は３失点を喫し、試合終了間際にようやく追いつく形となった。複数失点が目立つが、調整が続いていたＤＦトーマス・デンも戦列復帰が期待され、好材料も見受けられる。
今節は、相性の良い仙台との一戦。過去１８試合の埼スタでのホーム戦では負けなしと圧倒的な成績だが、連戦が続くなかで守備面での課題をどのように修正するのか注目したい。
エースのＦＷ興梠慎三は、これまでの仙台戦では２１試合に出場し、１９得点を挙げている。“仙台キラー”は、今節も虎視眈々と得点の機会を狙う。
