「サッカー批評のtoto予想」(第1239回)5月8・9日 カギは「好調横浜FMvs神戸」と「札幌vs徳島」の画像
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 今回のtotoではJ1第13節の9試合と、J2第13節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 名古屋グランパスとの上位対決で連勝した川崎フロンターレが、独走態勢に入ろうとしている。今節対戦するのは、新型コロナウイルス感染で消化試合数が少ないとはいえ、今季まだ1勝しかしていないガンバ大阪だ。

 両チームの間には現在、大きな差が開いているが、試合の行方が見えているとは言い切れない。今季初のJリーグ公式戦であるFUJI XEROX SUPER CUPでは、終了間際に決勝点を奪われ2-3で敗れたものの、G大阪が前半の2点ビハインドから一時は追いついていた。その試合で敷いていた4-3-3のフォーメーションを、G大阪は前節に再び採用している。

 また、その試合とリーグ、リーグ杯での通算対戦成績では、G大阪が18勝7分15敗と勝ち越している。G大阪のホームでの川崎の勝率が低いこともある。ここはリーグの盛り上がりへの期待を込めて、あえて「1」で勝負してみたい。

 首位の川崎以外で、現状で勢いに乗っているチームの一つが、4位の横浜F・マリノスだろう。リーグ戦では、ここ3試合で計11得点。まだ上位3チームよりも消化試合数が2試合少ないながら、3位サガン鳥栖に勝ち点2差にまで迫っている。

 横浜FMが今節にホームで迎え撃つのはヴィッセル神戸だ。現在5位と、横浜FMを勝ち点1差で追っている、やはり好調なチーム。簡単な試合にはならないだろう。

 思い出すのは前回対戦だ。攻撃サッカー全開の横浜FMは、ホームゲームでシュート26本を放ったが、わずかシュート3本の神戸に3ゴールを許して敗れた。その試合で指揮を執った三浦淳寛監督は、横浜FMでもプレーしていた。選手時代に熱い男として知られた三浦監督は、今回も強い意気込みを持って日産スタジアムに乗り込んでくるだろう。神戸の勝利も、十分にありそうだ。

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