J1リーグ第12節 アビスパ福岡―浦和レッズ
5月1日(土)|14:00 ベスト電器スタジアム
リーグも中盤戦に差し掛かった。現在、福岡は勝ち点16で9位に、浦和は勝ち点17で8位につけている。両チームとも開幕の序盤は成績が振るわなかったものの、ここへ来てコンスタントに結果を出し、順位をあげてきた。
福岡は前節の広島戦で相手の猛攻に苦しみながらも勝利し、現在、リーグ戦で2連勝中。相手にリードを許したカップ戦・札幌戦でも、試合終了間際に引き分けに持ち込んだ。
浦和も、前節の大分戦では撃ち合いを制し、好調を維持している。カップ戦・湘南戦では相手に上回られたが、無失点に抑え、勝ち点1を拾った。
両者ともに直近の難しいゲームで結果を出し、自信をつけている。その勝ち点差はわずか1。今節で勝ったチームは一気に上位に食い込める可能性があるだけに、負けられない一戦だ。
■アビスパ福岡
9位 勝ち点16 4勝4分4敗 14得点16失点 得失点差-2
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】なし
【直近5試合結果】
ル△1-1 札幌(A)
L○2-1 広島(A)
ル○1-0 鳥栖(A)
L○1-0 FC東京(H)
L●1-3 川崎(A)
【通算対戦成績】
H 9試合・1勝1分 7敗
A 9試合・2勝0分 7敗
計 18試合・3勝1分14敗
【直近対戦成績】
2016年 7月 2日 J1 2-第1節 ●1-2(H)
2016年 3月12日 J1 1-第3節 ●0-2(A)
2011年11月26日 J1 第33節 ●1-2(H)
2011年 6月22日 J1 第17節 ●0-3(A)
2006年12月16日 天皇杯第5節 ●0-3(A)
【今節のみどころ】
リーグ戦・広島戦では、相手にボールを支配されたが、少ないチャンスを決め切り、2-1で勝利した。4月28日に行われたカップ戦・札幌戦でも、相手に押し込まれる時間が続き、先制される展開になったが、後半アディショナルタイムに同点に追いついた。主導権を握られても焦らずに相手の攻撃を跳ね返し、決定機を仕留めるなど、粘り強いプレーやバイタリティがチームの持ち味になっている。
アウェーでの試合が続いたが、今節は久しぶりのホーム戦。浦和とは2016年以来の対戦となる。相手はポゼッションを重視するスタイルだけに、今節も集中した守備を見せたいところ。そのなかでチャンスをものにできれば、一気に自分たちのペースに持ち込める可能性がある。
注目選手は、MF前寛之。前節のリーグ戦・広島戦では、華麗なボレーシュートを決めた。今節でも遠目から積極的にシュートを狙いたい。持ち前の巧みなポジショニングで浦和のプレスをかいくぐり、中盤でしっかりとボールを繋げるか。