■４月２５日／Ｊリーグ第１１節 浦和レッズ―大分トリニータ（埼スタ）
少ない出場時間ながら、古巣を相手に決勝弾を決めた。
浦和レッズと大分トリニータの対戦は、撃ち合いの末、ホームの浦和が勝ち点３を手にした。試合を決したのは、今シーズンに大分から浦和へ移籍したＭＦ田中達也のゴールだった。
浦和はリーグ戦において、前節のC大阪戦で敗れ、連勝がストップ。しかし、21日に行われたカップ戦・横浜ＦＣ戦では、ＦＷ杉本健勇の２ゴールで相手に逆転勝利し、チームとしては高いパフォーマンスを維持していた。ホームでの公式戦としては、３試合ぶりの勝利となった。
開始早々から試合が動いた。立ち上がりからボールを支配した浦和は、前半３分、相手のペナルティエリア手前からＤＦ山中亮輔が、左から浮き球のパスを送る。すると、中央にいたＤＦ西大伍がボレーシュートで押し込み、西の移籍後初ゴールで浦和が先制に成功した。
しかし、先制後からはボールが繋がらないシーンが目立ち、相手も次第にペースを掴んでいく。前半２４分には、大分に自陣ペナルティエリア内でパスを繋がれると、最後はＭＦ町田也真人にこぼれ球を決められ、同点に追いつかれる。
さらに、前半４１分、浦和は勝ち越しを許す。ＭＦ下田北斗の縦パスがＤＦ槙野智章に当たると、これを町田が拾い、ゴール右隅に決められてしまった。早々に先制したものの、逆転される展開で、前半を１－２で折り返した。
