■足をつらせて座り込んだ選手たち
試合の途中、青山敏弘や森島司といった選手たちが足をつらせて、一時、座り込むほど、この試合に対して気持ちを入れてプレーしていた。その結果が、“圧倒的優勝”を目指す川崎とアウェイで引き分けだ。現在の順位は７位。しかし、強気と粘り強さで得た自信という“対価”は、今後のリーグ戦で利いてくるはずだ。
鳴り物入りで加入しながら、ここまでわずか２得点のジュニオール・サントスが川崎を相手に反撃の旗頭となっていた。その強さと突破力、そしてシュートへの姿勢が、試合を動かすことを証明してみせた。４月２１日にルヴァンカップ・仙台戦（Ｅスタ）、２４日にＪ１リーグ福岡戦（Ｅスタ）とホームでの連戦が控えている。等々力で起こした熱気を、広島に持って帰る。
