「サッカー批評のtoto予想」(第1233回)4月10・11日 名古屋の「異様に高い確率」で「0」多発の週末に!?の画像
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 今回のtotoは、J1第9節の9試合と、J2第7節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 今季初めて、J1での監督交代が起こった。最下位に沈んでいる横浜FCが、下平隆宏監督を解任したのだ。

 横浜FCのシーズン途中での監督交代は、過去5年間で3度あった。だが、クラブのエンブレムにある不死鳥ごとく、そのたびに直後の試合では勝ち点を挙げてきた。2016年にはJ2第17節で水戸ホーリーホックと、2017年のJ2第38節にはFC町田ゼルビアと、それぞれ引き分けている。J1昇格へとつながった2019年には、タヴァレス監督の後を受けた下平監督が、J2第14節で鹿児島ユナイテッド相手に2-1と初陣を飾っている。

 そもそも、横浜FCが初めてJ1昇格を勝ち取った2006年は、開幕戦を落とした直後の監督交代という荒療治から始まっている。そのチームで主力だったのが、今回就任した早川知伸新監督だ。その新体制も、引き分けからスタートした。今回の好調サガン鳥栖相手のリスタートでも、選手の発奮で勝利をつかむまでは言えなくとも、引き分けにまで持ち込む可能性は十分にある。ピンチはチャンスに変わり得るのだ。

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