■異様に高い34%というドロー率

 無敗を維持している名古屋グランパスだが、ここ2試合はスコアレスでのドローが続いた。名古屋をホームに迎える大分トリニータは4連敗中。予想が難しいところだ。

 このカードには、興味深いデータがある。引き分けが異様に多いのだ。J2も含めて、リーグ戦での対戦は22試合中6試合で勝ち点を分け合っており、リーグカップも含めると今回ホームの大分から見て9勝10分12敗と、ドロー率は34%にも上るのだ。さらに、J1で再会を果たしたここ2年は、リーグ戦4試合中3試合で分けている。ここは「0」1本で当てにいきたくなるところだ。

 J2では、隣県同士であるモンテディオ山形アルビレックス新潟が「天地人ダービー」を展開する。新潟は前節に連勝が止まったものの、いまだ無敗で首位に立つ。一方の山形は、ここ4試合勝ちがない。

 現時点では新潟が優位に見えるが、このカードにはある法則が存在する。連続して顔を合わせているここ3年、最初の対戦はすべてドローに終わっているのだ。JFL時代から対戦してきた互いをよく知るチーム同士、シーズンの初顔合わせでは慎重に相手の様子を探ることからスタートするのかもしれない。現時点で今季の山形は6試合中で引き分けが3つという結果も、ドローのにおいをさらに濃くする。

 今回のtotoの購入締切は4月10日で、ネット販売は13時50分、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分となっている。

PHOTO GALLERY ■編集部の予想は、こちらから!■
  1. 1
  2. 2
  3. 3