■監督の意向はしっかり共有できている
岩波は、「(リカルド)監督の意向はしっかりみんなで意識して共有することができている。連勝という結果は自信になる。(開幕当初の)結果が出なかった時期にも信じてやり続けてきたので、2連勝は大きいと思う」と、キャンプから積み上げてきたものに手ごたえや自信を感じることができた様子だ。そして、自然とリカルド監督やチームメイトへの信頼感を口にしたことも印象的だった。
リカルド監督も、今週のチームの状況について問われると、「大変な状況ではあったが、チームのパフォーマンスはあまり変わらずに、インテンシティーの高さを保つことができた。(前節で出場した選手が)リカバリーをしてくれたり、(今節の)途中出場の選手が結果を出してくれたり、全員が良いプレーをしてくれた」と、選手たちをねぎらった。
継続は力なり――。監督と選手たちがひとつになり、全員で追い求めてきた成果が形になりつつある今、チームには大きな信頼の輪が広がっている。
■試合結果
清水エスパルス 0ー2 浦和レッズ
■得点
40分 岩波拓也(浦和レッズ)
90分 杉本健勇(浦和レッズ)