「サッカー批評のtoto予想」(第1232回)4月3・4日「FC東京が好相性の名古屋・豊田スタジアムに乗り込む!」の画像
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 今回のtotoは、J1第7節の9試合と、J2第6節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 2位の名古屋グランパスと、6位のFC東京が激突する。連勝中同士の対戦でもあり、見ごたえあるゲームになりそうだが、やや気になる点もある。名古屋は開幕6連勝と、クラブ記録を更新中。対するFC東京も2連勝と調子を上げてきたかに見えるが、相手は2ケタ順位の湘南ベルマーレベガルタ仙台だった。

 チームの勢いの差を考えれば名古屋優位とみられるが、気になるデータがある。FC東京はアウェイに乗り込むが、豊田スタジアムでのリーグ戦戦績は3勝4分1敗と相性が悪くないのだ。3月31日には、この試合の収容制限人数が1万人から2万人に引き上げられることが発表された。好調の名古屋はサポーターにさらに強く背中を押されることになるが、そうしたときにこそ落とし穴はあるものだ。これまでの対戦における豊田スタジアムでの引き分けの多さを考えても、ドロー狙いもありかもしれない。

 浦和レッズは13位、鹿島アントラーズは15位と、両チームともシーズン前の期待の高さにそぐわない順位での顔合わせとなる。

 去年の対戦では、互いにホームで勝利を手にしたが、現状では鹿島の方に勢いがありそうだ。ともに前節は落としているが、インターナショナルウィークに開催されたルヴァンカップでは、鹿島がアビスパ福岡相手に5-1と大勝。一方の浦和は、柏レイソルに0-1で敗れている。カップ戦とはメンバーが変わってくるだろうが、負傷から復帰の上田綺世が2得点など、鹿島では今回の対戦で鍵になりそうな選手も活躍していた。浦和のホームに乗り込んでの対戦でも、鹿島が16勝6分15敗とわずかながら勝ち越していることを考えても、ここは鹿島の勝利を予想する。

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