■指揮官の「手腕」も大きな要素
予想の難しい下位同士の対戦が、他にも存在する。20位の横浜FCが、ホームに柏を迎える一戦だ。
J1を制するなど、過去の実績では柏が圧倒的に上に立つ。だが、リーグ戦での対戦成績では、どちらのチーム側から見ても4勝4分4敗とまったくの五分。しかも、連続して顔を合わせたここ2シーズンでは、2勝1分1敗と横浜FCが勝ち越している。現在、横浜FCを率いるのは、選手や指導者として長く柏で過ごした下平隆宏監督。2019年シーズン途中に就任し、柏とはリーグ戦で2勝1敗。さらに今年3月のルヴァンカップでも勝利をもぎ取っている。指揮官の古巣相手の相性の良さも加味して、横浜FCの勝利を予想したい。
昇格してまだ年月の浅いチームもあるJ2で、クラブとしての長い歴史を誇る京都サンガとジェフユナイテッド千葉が対戦する。投票状況を見ると、かなり京都が優勢であるようだ。
順位だけ見ると差があるが、勝ち点差はわずかに「2」。開幕戦こそ京都が勝利、千葉が引き分けと違いがあったが、面白いことにその後は引き分け、負け、勝ち、負けと、まったく同じ結果を出しているのだ。
京都人気には、今季から就任したチョウ・キジェ監督の、湘南を何度も昇格させた手腕への期待も後押しとなっているのかもしれない。だが、千葉の尹晶煥監督も、サガン鳥栖を2011年にJ1へと導いている。まだ乗り切れない両チームの対戦でもあり、ここはドロー予想も妥当に思える。
今回のtotoの購入締切は4月3日で、ネット販売は12時50分、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分となっている。