■「モンゴル戦は違うよ、っていうのは言っておきたい」
大住「ワールドカップの最終予選は5人交代でやるわけだよね。来年の夏までは5人交代だから。サッカーは3人交代、5人交代では明らかに異質なものになる。うまく選手を回していくことによって、最後までいわゆるインテンシティーが落ちないサッカーができるはずなんだよ。
25日の韓国戦、川辺駿とか古橋亨梧とか、浅野拓磨とかが出てきた、そういう時間帯になっても、しっかりとサッカーができたっていうのは、ただ勝っているから顔見せで出したのとは違って、すごく大きな意味があったと思う」
後藤「それで最後に3点目を奪ったしね」
―浅野は効きましたね。
後藤「でも、最後のシュートがなあ」
大住「あそこでちょっと浮かせればね?」
後藤「そうそう」
大住「韓国GKのキム・スンギュは寝てたんだから」
後藤「ははは」
大住「インサイドキックで蹴ってどうすんだ」
後藤「後半、交代するときに江坂任とキム・スンギュが仲良く並んでしゃべってたよね」
大住「話してた。柏同士で出てきてね」
後藤「韓国には日本に縁がある選手がたくさんいるからね、ナ・サンホとかさ。キム・ヨングォンなんてずっと日本にいる」
大住「日本にいる方が、Kリーグにいるよりも長いはずだよね?」
後藤「だって、日本からいなくなったと思ったら中国行っちゃったし。あんまり韓国ではやっていない」
―3月30日には、W杯予選でモンゴルと戦うわけですが、勝てるでしょうか?
大住「これは、勝てる勝てないって話ではなくて、モンゴル戦は違うよ、っていうのは言っておきたいと思う。韓国相手にあれだけできたから、モンゴルはもうボコボコだろうって思うのは大間違い。
モンゴルはもっと守備を固めるはず、最初から日本を相手にして守備を固めるから、スペースを見つけられずに、点を取るのに非常に苦しむと思う。それにじれないようにしないといけない。韓国に3点だから、モンゴルからは9点だ、なんて思ったら大間違い。絶対に違う試合になるはず。
モンゴルは勝ち点1をとったら、失点が少なければ大喜びかもしれないし。簡単な試合にはならないと思うよ、それははっきり言っておきたい」