旗手は本来はウイングの選手だが、昨季途中からインサイドハーフでも起用されていた。そして最終節で本職の登里享平が長期離脱したことに伴って、天皇杯から左サイドバックでプレーするようになっていた。初めてのポジションだったが、見事に適応。
そればかりか、徐々にポジションから離れて相手を混乱させる動きも見せていた。往年の菅井直樹(元ベガルタ仙台)を彷彿とさせる“何でお前がそこにいるんだよ攻撃”でチャンスに絡み、今季はここまで2得点を挙げている。
実はもう1点は第2節・仙台戦での得点で、試合前には中村憲剛氏とトークショーに参加していた菅井直樹氏もピッチで見ている試合だった。U24の代表メンバーにも選ばれ、3月26日と29日に行われる国際親善試合のU-24アルゼンチン代表戦での活躍も期待される。
世界を相手に、“何でお前がそこにいるんだよ攻撃”はさく裂するか⁉