■3月14日/J1第4節 横浜F・マリノス―浦和レッズ(日産)
ここまで1勝1分1敗の横浜Fマリノスが同じく1勝1分1敗の浦和レッズを日産スタジアムに迎えた試合は、“追い風”を背にしたトリコロールが完勝してみせた。開始わずか3分でFW前田大然がゴールを奪うと、26分に前田が追加点を奪う。さらに55分にはDF小池龍太が追加点を奪って、マリノスが3-0で白星を掴んだ。
勝敗を占う“カギ”は、試合前のコイントスにあった。当初は、横浜F・マリノスがメインスタンドから見て右から左に攻めて試合をする予定だった。しかし、コイントスの結果、浦和レッズがコートを選択。メインスタンドから見て右から左に攻めることを選んだ。
しかしこの試合前から、日産スタジアムのピッチには強い風が吹き込んでいた。時に突風が吹き、ゴールキックのボールが動いたこともあったほどだった。横浜F・マリノスは追い風を背にして、浦和に攻めかかったのである。