また、前線の選手層は分厚くなっており、金崎、柿谷、山崎、シャビエル、阿部、マテウス、齊藤、前田、相馬という代表レベルの実力者9人が4つのポジションを争う。リーグとACLを両立するにしても、かなり豪華な陣容だ。リーグとACLの2冠を本気で狙うクラブの本気度が感じられる。

 昨季でいえば、攻撃陣で最長出場時間となったのは左右のサイドをこなすマテウスで(2912分)、2番目に長かった金崎(1909分)、3番目の前田(1767分)に大きな差をつけている。以下、阿部(1757分)、相馬(1720分)、ガブリエル・シャビエル(1224分)と続く。

 この出場時間の長短に得点数も比例しており、マテウス(9得点)、前田直輝(7得点)、金崎夢生(6得点)、ガブリエル・シャビエルと阿部浩之が4得点となっている。2ケタ得点者がいないのはリーグ3位のチームとしてはやや寂しいだけに、今季は堅守をそのままに得点力を上げることが期待される。

 柿谷は2013年にリーグ戦で21得点、金崎は2017年にリーグ戦で12得点を記録。最前線で起用されるであろう2人がその得点力を発揮すれば、非常に怖いチームとなる。

 国内制覇とアジアをにらんで、コロナ禍にかかわらず大型補強を敢行した名古屋。栄光を掴むのか、それともやりくりに苦しむのか、勝負の2021シーズンとなる。

 

PHOTO GALLERY 【布陣図】21シーズンの名古屋の予想スタメンはこちら
  1. 1
  2. 2
  3. 3