■スケジュールは2021年の年明けに
もちろん、「国内組」合宿の実現はスケジュール的にかなり難しい。
Jリーグは12月下旬まで超過密日程が続き、さらにAFCチャンピオンズリーグに出場している3つのクラブは11月下旬からグループリーグの残りの日程から決勝戦までカタールで最大8試合を戦うことになる。どうやら、年内には「国内組」を集めた合宿の実施などまったく考えることができないようだ。
そうなると、「国内組」合宿は年が明けた2021年の初めに行うしかなかろう。
Jリーグの選手は12月下旬まで試合がある。J1リーグに優勝して天皇杯決勝まで勝ち進んだチームの選手たちは1月1日まで拘束される。それから、彼らは束の間のシーズンオフに入るわけである。
「国内組」合宿を行うとすれば、代表選手だけは早めに始動させて1月中に行うか、それとも2月に入って各クラブの合宿でのトレーニングがある程度進んだ段階で代表選手を短期間集めてショートキャンプを行うかのいずれかだろう。