■2トップは小川でも垣田でもなく加藤に!
右MF 明本考浩(22歳・栃木)21試合出場(1756分)4得点
前半戦のベストイレブンに続いて選出。栃木では2トップの一角が基本ポジションとなってきたが、2列目でもプレーしている。チーム戦術のハイプレスのスイッチを入れ、相手ゴール前へ鋭く迫る。
左MF 本間至恩(20歳・新潟) 19試合出場(1166分)5得点
北九州の椿直起、徳島の渡井理己らもこのポジションの候補に上がるが、前半戦5得点5アシストの新潟の10番を選出。左サイドからのドリブルは、相手守備陣を高い確率で剥がしていた。思い切りのいい右足シュートで、印象的な得点も決めている。
FW 町野修斗(20歳・北九州) 16試合出場(1282分)7得点
再開後しばらくはベンチからも外れていたが、8節からはディサロ・燦・シルヴァーノと2トップを組むことが多くなった。7得点に加えリーグ2位の7アシストを記録しており、攻守の切り替わりでは素早くプレスへ動く。
FW 加藤陸次樹(23歳・金沢) 21試合(1552分)9得点
FWでは小川航基(磐田)、垣田裕暉(徳島)らも数字を残しているが、この世代でもっとも多く得点を決めているのは加藤だ。大卒ルーキーは即戦力として期待されるが、前半戦だけで9得点は評価に値する。20節の福岡戦で決めたシュートは見事だった。